2009年07月29日

私ががん治療に取り組もうと思ったのは・・・

私ががん治療に取り組もうと思った動機は簡単にいえば私はきっと癌になるだろうとおもっていることです。私の父は胃がんでしたし、おじやおばや従兄や癌になった人が大勢います。いわば癌家系なのです。

その後、ずっと取り組んでいた免疫の研究は移植をいかに成功させるかということがテーマだったのですが、その間に、免疫の力のすごさをいつも目の当たりにしてきました。

たとえば腎臓移植の場合、不適合の腎臓が移植されたときには1週間もたたないうちに移植された腎臓はほとんど機能がなくなってしまいます。

この力を出来てしまったがんを排除するために使えないだろうかということがいつも私の頭の片隅にありました。

アメリカにいるときに、乳がんで苦しんでいた小学校からずっと仲良しだった幼馴染のYさんから、私の大学時代の微生物の教授が退官された後、京都で免疫療法に取り組んでいるということを聞かされました。

日本である講演のために帰国したときに、免疫療法をやっている岸田先生に会いに京都に行き、フランス好きで意気投合うぃて、「ここに来て働かないか」というさそいにのってしまったのが始まりでした。

そしてフランスで8年、アメリカで12年の研究生活にピリオドを打って、2000年のはじめに帰国して、この古都での勤務が始まったのです。

帰国後すぐに訪ねてくれた幼馴染のYさんは、関西一の名医と言われる先生の治療を10年も受けていたのに、再発を繰り返し、この時にはすでに胸に水がいっぱいたまって、10歩歩いたら息苦しくてしゃがまなければいけないような状態でした。

もう抗がん剤はこりごりというのでそのときに免疫療法をやっていたK先生を訪ねて、彼女の治療をお願いすることになりました。

それから3ヶ月後、彼女は驚くほど奇麗になって、胸の水も消えて、すっかり健康を取り戻しましたし、私も免疫療法の威力に感激し、自分ががんになったらこと治療だなと思ったのでした。

そのへんから免疫療法の勉強を本格的にはじめました。


次回は気分を変えて、私のフランスの思い出を写真入りでお話ししようと思います。
posted by ようこ先生 at 16:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

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